通行中の女性に後ろから近づき、すれ違いざまにマスクの下の紐に指を掛けて剥ぎ取っていく──。
福岡市の中心部、天神地下街で“マスク剥ぎ取り魔”が出没、福岡中央署が11月12日、防犯メールで警戒を呼びかけている。
事件が発生したのは11月7日午後9時頃、中央署の防犯メールによると、犯人とみられるのは、〈男は年齢20歳代、身長170センチ位、やせ型、茶色上衣、灰色ハンチング帽子を着用していました。他にも同様の事案が発生しています〉とのこと。
天神では昨年も女子学生からマスクを奪う事件が発生している。
犯人が奪ったマスクを自分で装着して喜ぶ“性癖”の持ち主なのか、下着ドロのように女性がつけていたマスクをコレクションしているのか、目的は不明だが、非常に危険な行為であることは間違いない。
今のところこうした事件が確認されているのは福岡市だけのようだが、警察への通報がなされていないだけで各地で起きている可能性は否定できない。とくに女性は注意が必要だ。
◆福岡中央署の防犯メールの内容
［中央区で不審者発生］
送信者：中央警察署 2021年11月12日（金）
11月7日午後9時ころ、福岡市中央区天神の天神地下街で通行中の女性が後方から近づいてきた男にマスクを外される事案が発生しました。
男は年齢20歳代、身長170センチ位、やせ型、茶色上衣、灰色ハンチング帽子を着用していました。他にも同様の事案が発生しています。
●不審者を見たら大声を出して助けを求める
●すぐに110番する
●時々後ろを振り返る
●防犯ブザーを活用するなどしましょう
https://www.news-postseven.com/archives/20211112_1706906.html
