のっぺり薄い顔…新たな日本人のルーツ「古墳人」発見 現代人の半数に及ぶ影響【石川発】
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https://news.yahoo.co.jp/articles/21c51f7893e7538d05aa1aa1fac783125cace6b7

これまで日本人のルーツは、日本列島に住んでいた縄文人と、大陸から渡ってきた弥生人が交流して現代日本人につながったとされていた。
しかし、9月に金沢大学などの研究チームにより、もう1つ新たなルーツが発見された。

【画像】薄い顔でのっぺりしたのが特徴という古墳人の女性

(Q.顔の特徴で何か言われたことはありますか?)
街の人:
目が大きいは、よく言われます

街の人:
塩顔だねとは言われたことあります

目の大きさや鼻の高さなど、人間の顔にはそれぞれ特徴がある。
そんな人間の顔について研究している人がいる。

金沢大学・覚張隆史助教:
大陸の遺跡から出土する古い人骨や、現代の人類集団のDNA配列を比較して、過去の日本列島に住んでいた人たちが、どういう遺伝的なつながりがあったのかを評価した

金沢大学の覚張隆史助教は、15年前から人間の起源について研究している。
そのきっかけは、意外なことだった。

金沢大学・覚張隆史助教:
昔からいる馬がいて、“在来馬”というんですが、その馬がどこから来たかという起源の研究に強く興味を持って。馬が来たというのは、人が連れてきているわけなので、人がどういう風に入って来ているのかを議論しないと、馬の文化が正式に語れない

馬の起源を探るにはまず人間から。それから覚張助教は、人間の起源についての研究を始めた。