■17〜19歳のコロナワクチン接種「意向なし」4割超、日本財団調査

日本財団は2021年7月16日から20日、全国の17歳から19歳の男女計1,000人を対象に「新型コロナワクチン」をテーマにしたインターネット調査「18歳意識調査『第40回 新型コロナワクチン』」を実施。
8月26日に公開した調査結果によると、「新型コロナワクチン」接種未定22.5%、意向なし21.3%であることが明らかになった。

 「あなたは新型コロナウイルスワクチンを接種しましたか」という質問に対しては、「すでに接種した」が9.1%にとどまっており、「すでに接種予定日が決まっている」が10.5%、
「接種したいが、予定日は決まっていない」が36.6%(以上の回答者を便宜的に「接種意向者」と定義)で、接種意向があるにも拘らず予約等が取れていない若者が4割以上にのぼった。
一方で、「接種するかどうか決めていない」22.5%、「接種するつもりはない」21.3%(以上の回答者を「接種非意向者」と定義)を合わせるとこちらも4割以上を占めている。

 「接種非意向者」がワクチン接種を受けない理由では、「ワクチンの短期又は軽度の副作用が不安である」32.2%、
「ワクチンの長期又は重度の副作用が不安である」31.3%、「ワクチンに関する情報が足りない」30.6%が上位にあがっている。

若者に対し正しい情報を届ける難しさ、根強い副反応への不安や注射への苦手意識などが浮き彫りとなった。
https://resemom.jp/article/2021/09/01/63375.html
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