中国で賠償金9億円を支払うよう命じられた元会社経営の男が行方不明になっていて、裁判所は発見者に最大で
3億円以上の報奨金を出すと発表しました。

 鉄鋼会社の元会社経営者、李兆会氏は、かつて「山西省で最も若い富豪」と呼ばれていました。しかし、
多額の負債を抱え7年前、裁判所からおよそ9億円の賠償金を支払うよう命じられましたが、その後、
行方不明となっています。

 上海市の裁判所は15日、李氏が見つかった場合、有力な情報を提供した人に170万円を、賠償金が
回収された場合はおよそ3億6700万円の報奨金を支払うと発表しました。李氏はアメリカの経済紙「フォーブス」の、
2004年度の中国の富豪ランキングで19位となっていました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4362824.html