11月電気料金、全社値上げ 都市ガス4社も
2021/9/16 18:12

大手電力10社が11月の家庭向け電気料金を全社値上げする見通しであることが16日、分かった。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)や石炭などの輸入価格が上がっているため。大手都市ガス4社も原料価格の上昇を受け、全社値上げする見込みだ。

標準的な家庭の電気料金で、10月と比べて最も値上げ幅が大きいのは沖縄電力の171円程度。中国電力が135円、東京電力と中部電力は133円。東北電力は128円、四国電力は106円と続いた。北海道電力は92円、関西電力は91円、北陸電力は89円、九州電力は73円、それぞれ値上げする見通し。

都市ガス4社では、大阪ガスと東邦ガスが91円、東京ガスが89円、西部ガスが68円、それぞれ値上げする見込みだ。

電気・ガス料金は、原燃料となるLNGや石炭などの輸入価格を基に、毎月見直している。
https://www.sankei.com/article/20210916-MF5OUBQTYVMBHKCVETNY44T5L4/