日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」は15日、米国で発表されたばかりのアップル社の新型スマホ「iPhone(アイフォーン)13」について特集した。
新モデルは主にカメラで新たな機能が加わったものの、司会の加藤浩次(52)は「進化が横ばいになってきてるね」と少々期待外れのようだった。

 この日はiPhone芸人で、家電製品総合アドバイザー資格を所持するのかじがや卓哉(38)がゲスト出演し、2007年に発売された初代モデル
以降の全機種を持参。加藤は09年発売の3GSを手に取り「あー!俺ここから持ってたわ」と懐かしがった。

 iPhoneは新機種を前モデル「12」に続く「12S」ではなく、「13」と銘打った。かじがやは「進化があったので『S』じゃなくて『13』」と力説し、
推しポイントとして背景をぼかす動画機能「シネマティックモード」と、暗いところでも高画質の写真が撮影できる「ナイトモード」を挙げた。

 解説を受けた加藤は「カメラの変化が大きかったということ」とまとめつつ、「指紋認証とかホームボタンがなくなるとか、とんでもない
進化をしていくんだなって」と思ったような変化がないことを指摘。続けて「やっぱりもっと右肩上がりになるのかな、
と思ったら進化が横ばいになってきてるね。実際そうでしょ?」と、突っ込んだ。

 これにかじがやは「まぁ横ばい風な時もありますけど、今回はもうすごい大きな進化!シネマティックモード、ナイトモード」と
畳み掛けたが、加藤は「うーん」と腕組み。「画像の進化をすごいと思う人と、別にいらないという人が分かれるだろうね」とコメントし、
まだ購買意欲にはつながっていないようだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/33a7f64f33be003d906084f7ea8f55671f04b93b