兵庫県三木市の中学校で、看護員が人工呼吸器を装着した女子生徒のケアにあたった後に生徒が心肺停止となり、
半年たった今も意識不明の重体であることがわかりました。

 三木市教育委員会によりますと、去年12月、三木市立の中学校で、
人工呼吸器を装着していた当時中学3年の女子生徒に学校の看護員が肺や気管にたまった痰を出す措置をしようと体を持ち上げたところ、
生徒の顔色が悪くなり意識を失ったということです。
生徒はその後、心肺停止となり、今も意識不明の状態が続いているということです。

 この生徒には持病があり、2018年の夏ごろから人工呼吸器をつけていましたが、事故が起きる前は自発呼吸も可能だったということです。
現在は常に人工呼吸器が必要な状態になっていて、三木市の教育委員会は早ければ今年8月にも第三者委員会を立ち上げて事故原因を調べるとしています。

学校で人工呼吸器装着の生徒が心肺停止となり意識不明重体に 第三者委立ち上げ調査へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c31ab2f23c1439f2415663f455cd7b9bb49f0a8