ロイターの報道によると、世界保健機関(WHO)の主任科学者ソミヤ・スワミナサン氏は18日(現地時間)の記者会見で、「デルタ株はすさまじい感染力を持つため、現在のところ世界的に主流になる過程にある」と述べた。デルタ株はインドで初めて発見された変異ウイルスで、感染力が従来の新型コロナウイルスや英国発のアルファ株より40〜60%ほど強いことが知られる。
実際に、英国では人口の半分近くが2次接種を終えるなど、ワクチンが急速に普及していることから、当初は今月21日にロックダウン規制が解除される予定だったが、最近の1日の感染確認数の急増で防疫解除の日程が4週間延期された。調査によると、新規感染者の増加は90%がデルタ株によるもの。
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