TBSと、韓国の大手エンタテインメントグループ・CJ ENMが戦略的パートナーシップ協定を結んだ。

CJ ENMは、音楽専門チャンネル・Mnetの運営や人気オーディション番組「PRODUCE」シリーズなどを手がける企業。
映画「パラサイト 半地下の家族」の投資・配給も行った。

今回のパートナーシップ協定により、TBSグループとCJ ENMは、日本や韓国に限らずグローバル市場をターゲットとするドラマやバラエティ番組、映画などのコンテンツ開発・制作を目指す。
そのほか音楽や演劇などのライブエンタテインメント、アニメやマンガといった双方が強みを持つさまざまな分野での協業に加え、クリエイター陣の相互人材交流といった多角的な取り組みを共同で推進していく。

今回の取り組みについてTBSテレビ専務取締役の菅井龍夫氏は「TBSホールディングスの成長戦略として、世界のマーケットへの進出・拡大が急務であり、TBSグループの優れたクリエイターと、世界で実績のあるCJグループとのシナジーによって、新たな世界戦略コンテンツが生まれることに期待している」と述べた。
またCJ ENMの映画ドラマ統括のチェ・ジンヒ副社長は「今回の提携を通して、日韓を代表するコンテンツ企業である両社の制作力を活かし、グローバル市場を目標に多様なコンテンツを提供する予定だ。また、CJ ENMはグローバルコンテンツパートナー社との協業を通して、グローバル市場に向けたコンテンツの提供を継続する予定だ」とコメントしている。

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