フランスメディア「rfi」中国語版によると、四川省成都市の30歳男性と40歳男性が頭痛に悩まされて病院で医師の診断を
受けたところ、脳内から寄生虫が見つかったという。医者によると2人は生肉や刺身をよく食べており、
寄生虫の卵が血液を通じて脳へ侵入したのではないかとしている。

【画像】医者が「ごまクッキーのようだ」と表現した脳の検査結果

中国メディア「紅星新聞」は、さまざまなスタイルの日本料理店が町のあちこちにみられるようになったことが
原因のひとつだろうと指摘。衛生面の問題だと思われるが、同メディアはそれらの日本料理店が食通たちの
お目当てのスポットになっていることが今回の問題につながった、と報じているのだ。

成都市に住む30歳の男性は、何度か日本料理店で刺身を食べたり、“酔っぱらいエビ”(生きたエビを紹興酒に
浸けた料理)を食べたりした後に、脳の中に寄生虫が見つかったという。寄生虫が存在することで彼はいつも
頭痛があり、また日頃から頭が“オフライン”のような状態だったそうだ。

半月ほど痛みを感じていたこの男性は成都三六三医院を訪問し、MRIで検査したところ脳内に3匹の寄生虫が
見つかった。同院の神経内科主任である宋暁征医師に対して彼は「頭痛のはじまる前に何回か刺身を食べた。
タニシも好んで食べる」と話しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/597b8fcd6184261aa7cd88f40c41bde8260ac167