セガが休眠中を含む過去IPを精査して、リメイク、リマスターしていく方針を公表。『バーチャファイター』『クレイジータクシー』などが例示
https://www.famitsu.com/news/202105/14220557.html
2021年5月13日、セガサミーホールディングスは、2021年3月期の決算のプレゼンテーション資料を公開。
その中で、新・中期計画(2022/3期〜2024/3期)も公表された。

資料では、長期目標として“グローバルリーディングコンテンツプロバイダーへ”を掲げ、
3ヵ年の重点戦略として“既存IPのグローバルブランド化”、5ヵ年の重点戦略として“Super Game創出”と説明。
3年で既存IPを活用して強力な地盤を築き、5年後までに世界的に人気を博すタイトルの創出を狙うという。
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 大型グローバルタイトルの創出は3〜5年後を目指すとして、“欧州スタジオで新作FPSの取り組み"、
“IP資産の活用”で売り上げを伸ばし、地盤を強化していく。
スライドでは、“グローバルで認知が高いIPを数多く保有、精査し活用していく”として、
現役IPである『ファンタシースターオンライン』、『龍が如く(YAKUZA)』、『ペルソナ』のほか、
過去IP群に『バーチャファイター』、『クレイジータクシー』、『NiGHTS(ナイツ)』などが例として挙げられている。
これらのタイトルをリマスター、リメイク、リブートして、自社が保有するIPを活用していく。

 挙げられた例の中には、『パンツァードラグーン』や『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のように、
すでにリメイク作が発売、発表されているものもある。
あくまでも参考例として挙がっているだけなのかもしれないが、
ゲームファンとしては、どうしてもかつての名作のリメイクに期待してしまう。ぜひとも、セガの今後の動向にも注目したい。
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