加齢で減少する血液中のたんぱく質の一種(酵素)を
若いマウスからとり、老化したマウスに注射すると、
身体活動が活発になり、寿命を延ばすことを日米研究チームが突き止めた。

ヒトでも、加齢でこの酵素が減ることを確認しており、
健康寿命を延ばす抗老化法の開発につながる可能性があるという。

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朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/photo/AS20190613003119.html

若い血液注入でマウスが“若返り”
人間への応用は「秒読み」とも

明らかになったのは、
神戸医療産業都市推進機構のプロジェクトである「若返り」の研究結果。
米ワシントン大医学部教授で同機構の客員上席研究員である
今井眞一郎氏によると、
人の血液中を流れる酵素「eNAMPT」がそのカギだという。

注入していないマウスは毛が抜けてしまっているのに対し、
注入したマウスは毛並みがよくツヤもある。

「体の活動が1年くらい若いレベルに保たれる。(マウスの若返りの)1年というのは、
人間の70〜80歳が30〜40歳くらいの活動レベルを保つ感じ」
と今井教授。

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