オンワード
数百店閉鎖 
ブランド低迷
11年ぶり赤字へ

アパレル大手のオンワードホールディングスは3日、
不採算店舗を来年2月末までに閉店すると発表した。
約3千店(海外の約300店を含む)のうち、
数百店規模での閉店を検討しているという。

市場の縮小やネット販売の浸透で、
百貨店で展開するブランド「23区」や「組曲」などが低迷しており、
大量閉店で構造改革を進める。

売上高は2560億円(前期比6・4%増)で据え置いた。

消費者の志向の変化で、お金の使い道の比重が
衣料品から通信などに移っている。

経済産業省などによると、17年の国内の衣料品販売は
10・4兆円で、この20年で5兆円減った。
市場の縮小で各社ともに苦戦しており、
日本でも展開していた米ファストファッション大手の
フォーエバー21は経営破綻(はたん)した。

朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASMB351FBMB3ULFA021.html