台湾、マスクなし外出に過料 最大約6万円 警戒レベル3の2都市で実施

(台北中央社)新型コロナウイルスの警戒レベルが「第3級」に引き上げられた北部・新北市、台北市では、15日から28日までの期間にマスクなしで外出した場合、3000台湾元(約1万2000円)以上1万5000台湾元(約5万9000円)以下の過料が科される。中央感染症指揮センターが15日に発表した。

第3級の警戒態勢になると、外出時のマスク常時着用が義務付けられるほか、屋内で5人以上、屋外で10人以上の集まりは禁止され、生活や秩序の維持、医療、公務などに必要な施設を除く全公共施設の閉鎖が求められる。これに反して集会や宗教活動を行った場合や、閉鎖に応じなかった施設には、6万元(約23万円)以上30万元(約120万円)以下の過料が科される。(余暁涵、張茗喧、呉欣紜/編集:塚越西穂)

https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202105150004.aspx