新型コロナウイルスの感染拡大の陰に隠れて、大きな国民負担につながる法案が国会に提出されている。
小泉進次郎環境大臣肝いりの「プラスチック新法」案は、コンビニエンスストアを狙い撃ちにしつつ、
詳細を規定しないまま事業者に罰則を設ける内容だ。国会での十分な審議も期待できない。
小泉大臣は得意満面の様子だが、あまりに無責任ではないか。(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント 室伏謙一)

● カタカナ語連発で、とにかく「変えたい」 “シェアエコノミー”と関係浅からぬ小泉大臣

 小泉進次郎環境大臣は、とにかく「変える」ことに快感を覚えているようだ。

 去る3月9日に閣議決定し、国会に提出された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」、
小泉大臣の言葉を借りれば「プラスチック新法」について、この日の閣議決定後の記者会見で、
繰り返し「完全に〜変わっていく」とか「世の中が変わっていくことになる」などと述べていることからも、
それを窺い知ることができる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56f46dd94a93fe569cbd9dad9c36778fa5767c68