東京都の小池知事は、重症者数の増加に強い警戒感を示した。

東京都・小池知事「本当にコロナ、いやなやつでありますけれども、いやなやつと闘うためには、徹底して
マスクや手洗いなど、あらためてよろしくお願いいたします」

13日午後に行われた東京都のモニタリング会議では、7日間平均の新規感染者数が、前回の768人から
840人に増え、感染者の7割が10代から40代で、ゴールデンウィークの影響で施設や職場での感染が減ったのに
対して、家庭内感染が半分以上を占めているとの分析結果が出された。

また、スクリーニング検査の結果、新たにインド型の変異ウイルスが1例確認され、あわせて6例に
のぼっているほか、変異ウイルスは全体の85%を占めているという。

さらに、重症者の数が前回の69人から86人に増えているほか、N501Yの変異は、重症化率や死亡率が
従来型と比べて高いなどとして、強い警戒感が示された。
https://www.fnn.jp/articles/-/182010