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WHO(世界保健機関)の独立委員会は「新型コロナウイルスは防げた災害」だとして、国際社会の対応の不備を指摘する最終報告書をまとめました。

 新型コロナウイルスへの対応を検証していたWHOの独立委員会は12日、各国やWHOのパンデミックへの備えや対応が不十分だったと指摘する最終報告書を発表しました。

 中国からは発症の報告が遅れたうえ、各国も積極的な対策を取らず、去年2月は「失われた1カ月だった」と批判しました。

 WHOについても、緊急事態宣言の遅れなど初期対応のまずさを指摘しています。

 また、新たなパンデミックを防ぐため、WHOの権限や監視機能の強化のほか、各国の首脳級による国際的な枠組みや基金の設立などを提言しました。