東京都は、緊急事態宣言が発令されれば、酒類を提供する飲食店や大型商業施設に休業を要請するほか、
路上での飲酒などもやめるよう都民に求める方針だ。都立施設の臨時休館なども検討している。

 関係者によると、休業要請の対象と想定しているのは、百貨店(生活必需品売り場などを除く)のほか、テーマパークなどだ。
路上や公園での飲酒は現在、営業時間の短縮要請で飲食店が午後8時に店を閉めた後に相次いでおり、自治体などに苦情が寄せられていた。

 小池百合子知事は22日、報道陣の取材に、「まん延防止等重点措置でも(感染は)十分に抑制されず、変異ウイルスも急速に増加している。
大型連休は人流を抑制する機会とし、人と人との接触を減らすためにより強い対策を講じることが必要だ」と語った。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210423-OYT1T50081/