運転者「不在」のテスラ車が衝突炎上、2人死亡−米テキサス州で
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef7a6cd2c19179397dd561f582fb81df1a7529a

(ブルームバーグ): 米テキサス州で17日遅く、運転者「不在」だったと推察されるテスラ車が事故を起こし炎上、乗っていた2人が死亡した。現地当局が明らかにした。

同州ハリス郡のマーク・ハーマン保安官は電話インタビューで、事故を起こしたのは2019年式のセダン「モデルS」で、死亡した1人が助手席で、別の1人は後部座席で発見されたと述べた。車両は高速走行中にカーブを曲がり切れず、木に衝突したという。

ハーマン氏は、死亡者の位置や複数の証言、その他の物的証拠からは「衝突時に誰も運転していなかった」ことが示唆されると指摘。「現在も調査中だ」と述べ、自動運転支援システム「オートパイロット」が作動していたかどうかは分からないと述べた。

テスラ車の18年衝突事故、オートパイロットと脇見運転が原因−米当局

テスラには18日にコメントを求めたが、まだ返答は得られていない。

同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先に、オートパイロットを作動させたテスラ車が事故に遭う確率は平均的車両の「10分の1」に近づいているとツイートしていた。