中国人投資家、苦境の旅館に食指 2月の相談2倍も

中国人投資家が新型コロナウイルス禍で苦境の旅館やホテルに食指を動かしている。宿泊施設の売買を仲介するホテル旅館経営研究所(東京・中央)では、2021年2月に中国人による買収案件の相談が240件と前年同月の2.4倍になった。
大阪市の業者も増加傾向だ。中国人の豊富な資金は宿泊施設には魅力的だが、地域経済への波及効果や雇用維持に懸念もある。

「そんなに高く売れるんですか」。2月中旬、佐賀県の嬉野温泉(嬉...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD033S20T00C21A3000000/