【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)は7日、同艦隊所属のミサイル駆逐艦
ジョン・S・マケインが同日、台湾海峡を通過したと発表した。通過は定例的なもので、国際法を順守して
実施されたとしている。

 同艦の通過は、中国軍機が台湾の防空識別圏への侵入を活発化させていることに対抗する狙いも
込められているとみられる。

 第7艦隊は声明で「艦の通過は米国が自由で開かれたインド太平洋の実現に取り組んでいることを
示すものだ」と指摘し、「米軍は国際法で許された場所であればどこでも飛行し航行する」と強調した。
https://www.sankei.com/world/news/210408/wor2104080003-n1.html