長州「正論」懇話会 安倍外交「日本に希望与えた」 谷口智彦氏が講演

長州「正論」懇話会の第35回講演会が5日、山口県下関市の市生涯学習プラザで開かれ、慶応大大学院教授で、元内閣官房参与の谷口智彦氏が
「安倍首相がひらいた日本外交の地平−外交スピーチを担った立場から−」と題して講演した。

谷口氏は、安倍晋三前政権での外交戦略について「成長を知らない日本を鼓舞し、上を向いて歩んでもらい、希望を持ってもらうことが根幹だった」とした上で、
東京五輪・パラリンピックの招致活動が起点となったと解説した。

招致成功後に知人が「斜陽の国に生まれたと思っていたが、初めて未来に輝く希望が待っていると感じた」と感想を漏らしたという話を紹介し、
「『チーム安倍』はこのような希望を与えるために働いていた」と強調した。講演会は新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底して開催した。

https://www.sankei.com/politics/news/210405/plt2104050040-n1.html