ファンケル、コールセンターの在宅運用を開始
4/2(金) 14:27
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健康産業速報

 ファンケルは1日、顧客からの電話応対を行うコールセンターについて、在宅での運用を開始した。現在電話窓口業務に従事する従業員約180人のうち、27人が順次在宅勤務に移行する。

 同社ではこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大時に、本社に集約していたコールセンターを分散化するなど対策を行ってきた。今回導入した在宅コールセンターの本格運用によって、新型コロナの感染拡大時や自然災害時での従業員の安全を確保しつつ、従来通り事業継続できる体制を整える。

 運用開始にあたっては、電話機のソフトフォン化やセキュリティ対策、書籍の電子化を実施。さらに電話応対中は、管理者によるサポート体制を新たに追加するなど業務フローを刷新した。対象となる27人については、キャリアのあるスタッフを対象にしており、在宅勤務環境の事前チェックにより選定した。

 今後、状況をみながら対象者を増やしていくほか、地方在住者の採用も検討していくとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa942980557f3e2cd50b8951bf0e61e5cf83d640