4日午前7時55分頃、鹿児島県薩摩川内市百次町の農道の脇に、近くの無職鬼塚正市さん(54)が右腕から血を流し、うつぶせで倒れているのを
通行人の男性が見つけた。鬼塚さんは病院に搬送されたが、意識不明の重体。県警薩摩川内署は飼い犬にかまれたとみて調べている。


 同署によると、鬼塚さんは同日午前7時半頃、雑種の飼い犬(体高50センチ)と散歩に出かけていた。発見時、右前腕付近と左耳には、かまれた傷があった。

 犬は行方が分からなくなっていたが、約1時間半後に現場近くで鬼塚さんの妻が捕まえた。犬は4年前に保健所から譲り受けたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210404-OYT1T50204/