2019年の1世帯あたりの年間カップ麺購入数量で、青森県は全国2位となり、2年連続で「首位」とならなかった。

 国などの統計データを基に、青森県が上位に来る項目をまとめた「ピカイチデータ」によると、19年のカップ麺購入数量は、
青森県が18年比21グラム減の5104グラムで、1位の岩手県(5136グラム)に次ぐ結果だった。

 県によると、記録を遡れる過去15年間のうち、青森県の購入数量が最多だったのは「7連覇」を含む11回を数えるが、
18年は4位で、2年連続でトップの座を譲り渡したのは初めて。全国平均が増加傾向にあるという。

 県によると、カップ麺1個に含まれる塩分の目安は4・9グラムで、成人1日あたりの摂取目標8グラムの半分を超える。
塩分の取り過ぎを控えるよう、県は今年度、啓発冊子を配布して県民に呼びかける予定だ。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210402-OYT1T50230/