「この人と一緒に過ごした後はなぜか憂鬱になる」
「自分がダメな人間に思えてしまう」と、
決して悪い人ではないけれど、
この人と過ごした後はいつも消耗してしまう、という人はいませんか?

実はこのタイプの人は、
心理学ではカバートアグレッション(Covered aggression)
と呼ばれる、内側に隠れた攻撃性を隠し持っている性格タイプの人です。

彼らは基本的に表面上は良い人の振りをして近づいてきますが、
実際には隠れた攻撃性のもと巧妙に相手を批判し自己肯定感を下げ、
精神的にコントロールしようとしてきます。

知らない振りなど
平気で嘘をつく

カバートアグレッションは態度を責められ自分が不利な状況に置かれそうになると、
巧妙に嘘を用いてその矛先を明後日の方向に逸らそうとしてきます。

厄介なことに、矛盾点を追及され立場がさらに悪化するのを避けるために、
明らかに嘘とわかる言い方はしません。
断言をせずにわざと相手に誤解を生むような曖昧な表現をすることで、
責任の所在を相手の解釈の問題にすり替えるなど、
その嘘のつき方も極めて狡猾です。

他にも無知や勘違いを装い、
のらりくらりと相手の言及を躱そうとします。
「君がそんなことを気にしているとは知らなかった」
「そんなことは覚えていない」
など知らない振りを装います。
そのためターゲットとされた方が最終的には根負けしてしまい、
それ以上追求できなくなってしまうのです。

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