大阪市が5日に「まん延防止等重点措置」の対象地域になるのに合わせ、大阪府と市は
職員計約40人で構成する「見回り隊」を発足させる。同日から飲食店で感染防止策が
取られているか、実地調査を行う。

 府は、重点措置の適用後、市内の飲食店に午後8時までの営業時間短縮や、マスク
をしていない客の入店拒否、アクリル板の設置などを求める。当面は北区と中央区の
飲食店を確認して回る。4月中旬からは民間業者に委託し、態勢を拡充する方針だ。

 松井一郎市長は2日、記者団に「店が要請に応じなければ、過料などの措置もある。
感染拡大防止のためご理解いただきたい」と述べた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210402-OYT1T50202/