“ナンバーワン”を目指したイチローは“オンリーワン”が大嫌い!
「一番になりたかったですね。僕は、ナンバーワンになりたい人ですから。オンリーワンの方がいいなんて言っている甘い奴が大嫌い。僕は。この世界に生きているものとしてはね。競争の世界ですから」
(2008年シーズンに213安打でフィニッシュした試合後に語った言葉)
この世の中は競争社会。趣味の世界ならまだしも、仕事において「オンリーワン」では弱過ぎるのだ。誰も興味を示さないところでいくら一番になっても決して一流の仲間入りなんかできない。
厳しい競り合いを通して切磋琢磨して、初めて置き換えの利かない才能を身に付けることができる。だから、理屈抜きに自分を厳しい状況に追い込んでベストを尽くそう。
努力しなくても実現できる「オンリーワン」を捨てて、一番になれなくてもいいから、厳しい試練を味わうことを厭わずに、その真っ只中で揉まれよう。
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