『いきものがかり』が再び感動ぶち壊し! 唐突な“100ワニ”宣伝に呆れ声

3ピースバンド『いきものがかり』が、3月18日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。生歌披露でスタジオを感動させたのだが、直後の出来事に視聴者はズッコケてしまった。

同番組は今春の改編にて、『ハリセンボン』近藤春菜と水卜麻美アナウンサーが番組を卒業。2人が出演する放送はあとわずかということで、番組にはさまざまな豪華ゲストからメッセージが寄せられた。この日はオープニングから『GLAY』ら大物からのコメントVTRが流され、番組後半には、さらに多くのアーティストからねぎらいメッセージが。即興で歌も披露されており、「いきものがかり」も2人へオリジナルの歌を贈っていた。

番組の説明によると、アーティストたちは宣伝がないにもかかわらず、「2人が卒業するなら」と快くコメントを買って出たとのこと。温かい心意気に感激していると、なんと「いきものがかり」がスタジオにサプライズ登場した。

披露したのは、別れをテーマにした新曲『TSUZUKU』。自分たちへ向けられた歌に水卜アナ・春菜は共に感動し、涙ながらに感謝を述べていった。最後はボーカルの吉岡聖恵が、新生活を迎える視聴者と、番組を卒業する2人をねぎらい、感動的な空気の中コーナーは終了…するかと思われた。

しかし次の瞬間、ボーカルの吉岡聖恵が「今歌った曲が、映画『100日間生きたワニ』の主題歌になっています!」と告知を挿入。先ほどは「宣伝がない」と説明されていたにもかかわらず、まさかのPRが行われてしまった。しかも、宣伝したのが電通案件∞ステマ疑惑≠ナ炎上した作品とあって、視聴者はガックリ。ネット上には、

《加藤浩次さんの「皆さん宣伝無しでメッセージくれたよ」の後、いきものがかりのガッツリ宣伝込みの出演笑う》
《誰も宣伝ないのにコメントくれて… って言ってたのに アルバムはまだしも主題歌になってる 映画まで宣伝》
《いろんなアーティストが宣伝なしで!って加藤さんが絶賛してる中、ちゃんと宣伝ぶちかましてくる》
《唐突のいきものがかりの宣伝わろた》
《なんだ宣伝の前振りかよ しかも電通案件かよ》
《生歌披露。素敵でした。けどワニの映画の一言もあって宣伝ありき? 少しモヤル》
など、多くの失望があがっていた。

「WEB4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が最終回を迎えたのは昨年の今頃。しかし、『死』という重いテーマの余韻もなく、直後にメディア展開が打ち出されたことで、ファンは激萎え・炎上しました。
楽曲コラボという形でいち早く手を結んだ『いきものがかり』は、共犯者のような扱いで作品とともにイメージダウン。さらに、皮肉にも『感動の余韻ぶち壊し』『否定しているもののやっていることは宣伝』と共通点が多く、同じ轍を踏んでしまっています」(芸能記者)

ワニとのタイアップで、大きくイメージを損なってしまった「いきものがかり」。悪い印象が拭える日は来るのだろうか。

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