【ワシントン時事】米連邦通信委員会(FCC)は17日、中国国有の通信大手、中国聯通
(チャイナ・ユニコム)が保有する米国での通信事業免許の取り消しに向けた手続きを始めると
発表した。FCCは同社に反論の機会を与えたが「安全保障上のリスクは拭えない」と説明している。

 チャイナ・ユニコムは、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)と並ぶ
中国3大国有通信会社の一つ。FCCは2019年にチャイナ・モバイルの免許申請を却下し、
残る2社にも事業免許の取り消しを警告していた。3社は米国防総省から中国軍関連企業に
指定され、米国からの投資禁止対象となっている
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021031800345&;g=int