マンガ大賞2021の大賞が、山田鐘人原作によるアベツカサ「葬送のフリーレン」に決定。
本日3月16日に東京・ニッポン放送イマジンスタジオにて結果発表と授賞式が行われた。

「葬送のフリーレン」は、魔王を倒した勇者一行の“その後”を描く物語。
勇者のヒンメル、戦士のアイゼン、僧侶のハイター、魔法使いのフリーレンという魔王を倒した勇者一行が、王都へ帰還するところから物語が始まる。
それから50年、長命種のエルフであるフリーレンは、年老いたヒンメルの死に涙する自分に戸惑い困惑する。
そして彼女は人間を知るための旅に出ることとなる。
2020年4月より週刊少年サンデー(小学館)にて連載され、単行本は最新4巻が明日3月17日に発売される。

そのほかマンガ大賞2021には「葬送のフリーレン」のほか、赤坂アカ原作による横槍メンゴ「【推しの子】」、
魚豊「チ。―地球の運動について―」、遠藤達哉「SPY×FAMILY」、田島列島「水は海に向かって流れる」、
鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」、松本直也「怪獣8号」、眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」、
和山やま「女の園の星」「カラオケ行こ!」の10タイトルがノミネートされていた。

「マンガ大賞」とは書店員を中心とした有志による選考委員が、誰かに薦めたいと思う“今一番フレッシュなマンガ”を投票で決める賞。
14回目となるマンガ大賞2021では、2020年1月1日から12月31日までに単行本が発売された作品のうち、
過去にマンガ大賞を受賞した作品を除く最大巻数が8巻までのマンガ作品を対象に、選考員による投票が行われた。
その上位10作品を「ノミネート作品」とし、その中から各選考員が1位から3位までを選定。
ポイント制を集計してトップに輝いた作品を「マンガ大賞」としている。なおコミックナタリーでは、授賞式の模様を追ってレポートする。




マンガ大賞2021、大賞は山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」
https://natalie.mu/comic/news/420300
https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2020/0818/frieren1.jpg