高校生の頃からキャビンアテンダントを目指していたけど、航空会社は大不況。もう夢は諦めて、手に職をつけようと思ったんです。
そこで考えたのがソムリエ修業です。ワインに詳しくなれば、いつか景気が回復した時にチャンスを掴めると思いました。
幸い、いとこの祥ちゃんは海外でも認められた有名なソムリエで、彼が経営するレストランにコネで採用してもらいました。
お客さんは減ったとはいえ、お店は彼の名声に集まるわずかな富裕層によって助けられているそうです。
こんな不確実性の時代だからこそ、必死で学ぼうと決めたのです。
そんなある日、祥ちゃんがワインを保存している倉庫へ私を呼び出しました。
「このボトル、せめて産地だけでも分かるかな?」
彼はグラスに少し注いで、テイスティングを促します。慣れない手つきでグラスを回しながら口に含み「国産の山梨ワインでしょう?」と答えました。
「ああ、残念。フランスのボルドー産だよ」
彼は笑顔で私の頭をポンポン叩きました。それから、「実は俺、女ソムリエもできるんだ」と、イヤらしい目つきで言ったんです。
それから、しゃがんでタイトスカートを巧みな技で下ろし、パンティーの割れ目辺りに鼻を当てます。
「埼玉県産、22年もの。排卵日まであと数日。和食よりチーズや牛肉を好む。どうだ? 当たったか?」
「ピンポーン。すごいよ」
すると、今度はパンティーを下げ、「少し叔母さんの香りがした。同じ遺伝子の匂いだから、よけい背徳感で興奮するんだよ」
「祥ちゃん、やめてってば」
一応、胸を揉まれるのを拒否しましたが、本心は私もしたかったんです。だから、立ちバックで挿入されると分かった時、少し前かがみになって入りやすいように手伝いました。
すると、ワインのコルクみたいな硬い栓が私の中へ…。少し腰を振りながら、子宮を探すような動きです。
「ああ、髪とうなじから甘酸っぱい20代特有のフェロモンが漂ってる」
「ああん、もうイッちゃう」
祥ちゃんは自分の栓を引き抜き、シャンパンみたいにピューッと精液を床に飛び散らかしました。
すごく気持ちよかったけど、これではソムリエよりセックス修業がメインになるんじゃないかと不安です。
(書き手・埼玉県)
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