■女性が襲われるのは女性のせいではない

イギリス各地の女性がソーシャルメディアで、自分の経験を共有している。外を歩いていてどういう目に遭ったか、自分の身を
守るためにどういう対策をしているか。後をつけられ、いやがらせをされ、侮辱的に冷やかされ、暴力を振るわれ、
露出した性器などを見せ付けられてきたのだと、女性たちは語った。

ヘレン・ワディアさんもその1人だ。BBCラジオに対して、女性がいかに日常的に身の安全に不安を感じているか、強調したいと話した。

「外を歩いていて、初めていきなり声をかけられたのは、12歳くらいの時だったと思う」と、ヘレンさんは言う。

「それ以来、すごく気をつけるようになった。私たちは何もかも制限している。服装にしろ、何をどう飲むかにしろ。出費がきつくても、
無理してタクシーに乗ったりする。外を歩く時は、鍵を握って歩く。ジョギングする時はヘッドホンをしない。
明るい場所にしか行かない。ほんとうに疲れる」

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f9aa20f0cce066456197f4a9b89d2fdfb778352