重い物が動くと時空が波打つ重力波の観測施設 
日本で完成

日米欧の重力波望遠鏡によるLIGO-Virgo-KAGRAのコラボレーションは12月9日、
複数の重力波望遠鏡が共同で取り組む次期観測期間「O4」(Observation 4)について、
2022年6月以降に開始される予定であることを明らかにしました。

2020年2月25日に連続運転を開始した
日本の重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」
も観測精度の向上を経て3月末から
共同観測に参加できた可能性があったものの、
O3の観測は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて
予定よりも早く2020年3月27日に終了していました。

重力波望遠鏡「KAGRA」
https://i.imgur.com/fjbCGmn.jpg

重力波が出来る仕組み
https://i.imgur.com/p5J6Xdl.jpg

https://sorae.info/astronomy/20201215-kagra.html

一般相対性理論を超えた
重力波レンズ効果 
シカゴ大学の研究

宇宙が時間と空間でできているという事実は誰もが知っている常識だが、
宇宙における重力の存在が、
時間を遅らせたり空間を曲げたりしているという事実を認識しているのは、
宇宙物理学を研究している科学者か、
一部の宇宙好きに限られることだろう。

だが、この事実は20世紀にアインシュタインが
一般相対性理論で唱えてきたことで、
後世になってその正しさが観測データによって
証明されてきたことでもある。

画像
https://i.imgur.com/ysHOEhn.jpg

https://www.zaikei.co.jp/article/20201231/601326.html