社民党は21日、全国代表者会議をリモートで開き、次期衆院選について「全国を通じた得票率2%と4議席獲得を目指す」との方針を採択した。

 公選法上の政党要件を満たす得票率2%の死守を目標に掲げた。昨年2月の党大会では「3%、5議席」としたが、
その後の立憲民主党との部分合流により所属議員や党員が減ったため縮減した。

 福島瑞穂党首はあいさつで「2%以上を必ず獲得し、国会議員を増やして元気な社民党をつくりたい。力を合わせよう」と呼び掛けた。

 合流の影響に関し、服部良一幹事長は記者会見で、昨年10月以降に党員が約2200人離党したと明らかにした。
新規入党もあり、現在の党員は1万人強とした。宮城、山形、福井の3県連が既に解散したと説明した。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/210221/plt2102210013-s1.html