東日本大震災の発生から来月で10年となるのを前に、長野市の高校生が書道で被災地へのメッセージを書きました。

長野市の市民グループは毎年、岩手県陸前高田市に応援の手紙などを送っていて、12日はその一環として長野西高校の書道部員がメッセージを書きました。

部員たちは被災地と被災者のこれまでの歩みや今後の復興への思いを込めて、「進」という文字を力強く筆を走らせて書き上げていました。

さらに震災を風化させないようにと、「私たちは忘れていません大震災から十年」とことばをそえました。

2年生の女子部員は「『進』のしんにょうを長く力強く伸ばして未来に向けて進む姿を込めました。被災地の皆さんには前に進み続けてほしいです」と話していました。

このメッセージはほかのメッセージとともに長野市の「ながの東急百貨店別館シェルシェ」で今月25日から来月3日まで展示されたあと、陸前高田市に送られます。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210213/K10012863711_2102122142_2102130750_01_04.jpg


震災から10年を前に長野の高校生 書道で被災地へメッセージ
2021年2月13日 7時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210213/k10012863711000.html