東京都のオトナの街といえば赤坂。この街に来ると「メニューがソルロンタンしかない24時間営業の韓国料理店」に行きがちだが、もう一軒、赤坂にお気に入りの店が出来てしまった。

地域住民のみならず、さまざまな業界で人気を博している「大阪マドラスカレー」(東京都港区赤坂3-14-8)である。ここで新たなカレーの味に出会ってしまったのだ。

いろいろと店内を観察しているとテーブルにやってきたカレー! 小サイズなのにトッピングのおかけで大ボリュームに。めっちゃうまそう! 我慢できずにガツガツとスプーンでカレーを食べまくる。そして……、これはヤバイ。もしかして、超万人受けするカレーなのでは。

まったりとした食感とともに味覚に訪れる甘さがベースとしてあり、和風なカレーかと思いきや、ときおり訪れるジワッ……、ジワッ……とした辛味。

決して辛味は主役になろうとしないが、マリアナ海溝の奥底から海上へと放たれる微細な気泡の如く、甘さのなかで辛さのアクセントが発生している事に気がついた。これが実に心地よく、うまい!

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