福井県嶺北地方を中心とした1月の大雪で、1メートルを超える積雪となった福井市などでは、建設会社の社員らがほぼ不眠不休で道路除雪に当たった
。自宅に戻ることもままならない長時間の激務だったが、市民からの温かい言葉が大きな力になったという。除雪車両のオペレーター(操作員)らに、
作業のピークとなった9〜11の3日間を振り返ってもらった。

一方、嫌な思いをすることもあった。「道路脇などに残ってしまう雪の塊を取ってから行けと、近隣住民に怒鳴られたり、もうかってるんでしょと嫌みを言われたり」(主任)。
係長も「圧雪は雪が降り続いている中だとなかなか取り除けない。スタックが増えていつ除雪するのかといった苦情が、市を通じてたくさんあった」という。
 ある建設会社の幹部は「正直そこまで利益になる仕事ではない。でも、どこも限られた人員で一生懸命やっている」と訴える。
その上で「病院がある道や幹線道路など、除雪に優先順位があることも分かってほしい」と理解を求めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a57f2fcfc630be12623383287967d3f4ff378912