「離婚率」トップの県はなんと46%

 2018年の離婚届、婚姻届から算出した離婚率の高い順の都道府県ランキングは以下のとおりです。第1位にきたのは高知県でした。高知県は伝統的に離婚率が高い県の1つです。比較のために計算した2015年でも2位、2000年でも1位という安定の離婚率の高さでした。
 驚くべきはその割合で46.15%と、年間に出された婚姻届の半数分はカップルが解消されてしまいます。カップルが減れば子どもが減る、という少子化問題もさることながら、老後の社会保障についても深刻なエリアの1つといえるでしょう。

 高知県に続く2位の沖縄県も45.87%で僅差です。3位の和歌山県も44.54%ですので、2組に1組分のカップルが消失する3県での「おひとりさま問題」は大きな課題であり、今後、少子化傾向がさらに強まる中で、介護問題、孤独死問題、病気・事故による貧困化問題などが深刻化していくと考えられます。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210122-00405934-toyo-soci
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