中国経済の復活鮮明、欧米の足踏み尻目に快走
中国は昨年、世界の主要国で唯一プラス成長を確保したと見られている

 新型コロナウイルス禍に揺れた2020年、中国経済は多くの面で年初頭よりも力強さを増して終えた。米国が長らく君臨してきた世界経済の頂点に向け、中国はその歩みを加速させている。

 中国は昨年、世界の主要国で唯一プラス成長を確保したと見られている。欧米諸国の経済がコロナから完全復活するのはワクチン普及後になる公算が大きい中、中国は確実に米国との差を縮めた。

 中国は国際貿易での役割を拡大し、世界の工場としての地位も強化した。米国が数年にわたり、中国以外に資金を投じるよう企業に働きかけているにもかかわらずだ。中国の個人消費も、コロナ禍からの早期回復を追い風に復調が続いており、世界的に企業利益のけん引役となっている。

 中国はまた、国際金融拠点としての地位も固めた。20年には新規株式公開(IPO)や重複上場が記録的な活況を呈し、巨額の資金が流入した。

続く
https://jp.wsj.com/articles/SB10716626946727863924604587220242081977770



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