今月15日までとしている新型コロナウイルスの集中的な対策期間について、道は、来月15日まで1か月間、延長する方針を固め、札幌市の繁華街・ススキノで、接待を伴う飲食店に加え、ほかの飲食店についても、営業時間を午後10時までに短縮するよう新たに要請する方向で札幌市と調整に入りました。

道内では、1日の感染確認が8日続けて100人を超えるなど感染の再拡大が懸念されています。
このため道は、今月15日までとしている集中的な対策期間を来月15日まで1か月間、延長する方針を固めました。
依然として、多くの感染確認が札幌市に集中していることから、延長した期間中、▽札幌市全域の接待を伴う飲食店に対し、引き続き、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請することに加え、新たに、▽繁華街・ススキノでは、ほかの飲食店についても、同様に、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請する方向で札幌市と調整に入りました。

さらに、道民に対し、飲食の場面での感染を防ぐため▽同居していない人との飲食はできるかぎり控えることも新たに要請する方向で検討しています。
また、▽札幌市で感染のリスクを避ける対策がとれない場合に不要不急の外出や、ほかの地域との行き来を控えるよう求める要請も継続します。
一方、▽旭川市で、感染のリスクを避ける対策がとれない場合に不要不急の外出を控えるよう求めてきた要請は、感染の減少傾向を踏まえ解除する方針です。
道は14日、対策本部会議を開いてこうした要請の内容を決定したうえで、鈴木知事が記者会見で、道民や事業者に協力を呼びかけることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210113/7000029331.html