4日より中国で公開されたハリウッド実写版『モンスターハンター』が、劇中のあるセリフが人種差別的だと批判殺到した影響で公開中止となった件について、日本配給を行う東宝と東和ピクチャーズは、「製作幹事のコンスタンティン・フィルム社に対応をお任せしています」とし、日本での対応について「検討中です」と回答した。

【動画】ハリウッド実写版『モンスターハンター』本予告編

 アメリカや日本に先駆け、中国で封切られた本作。問題となったのは、アジア系アメリカ人ラッパー・俳優のオウヤン・ジンと共演者が「俺の膝を見て。どんな種類の膝(ニーズ)だ? 中国人(チャイニーズ)。(Look at my knees. What kind of knees are these? Chinese.)」とジョークを放つシーン。この韻を踏んだ一連のシーンが、アジア系の子供たちを侮辱するあそび歌「Chinese, Japanese, dirty knees, Look at these(中国人、日本人、汚い膝、これを見て)」を想起させるものだとして、SNS上で批判の声が相次いだ。

https://www.cinematoday.jp/news/N0120341