https://news.yahoo.co.jp/articles/8699af075bd4580a2b4aa7e582fb2219507b5186

◆プロ野球12球団合同トライアウト(7日)

2006年以来の現役復帰を目指す新庄剛志外野手(48)が7日、12球団合同トライアウトに参加した。
4打席に立って、ニゴロ、四球、ニゴロ、二塁走者を生還する左前安打の3打数1安打だった。
「(最後の打席は)ランナーがいてアドレナリンが出た」と快打を喜んだ。

1打席目は元広島の平岡敬人投手(25)と対戦し、初球の143キロをはじき返したがニゴロ。
元阪神・高野圭佑投手(28)と対戦した2打席目は1度もバットを振ることなく、四球を選んだ。
元日本ハム・吉田侑樹投手(26)との3打席目も143キロに反応したが、ニゴロに倒れた。

3打席目までは無安打に終わっていたが、4打席目に快音を響かせた。左腕の元ヤクルト・
日隈ジュリアス投手(23)と対戦。一、二塁に走者を置いて打席に立つと、2球目の126キロをうまく捉え、
三遊間を破る“左前適時打”とした。

事前に配布された資料ではポジションに「一塁、三塁、外野手」と明記された新庄氏。
シートノックでも三塁に入って軽快な動きを見せた。日本ハムの背番号「1」のユニホーム、
赤いリストバンドを着用。打席に立たないときに入る守備では、本来の中堅だけではなく、一、二、三塁についた。
守備機会は一度もなかったが、他の参加選手と談笑する姿も見られた。

トライアウトには56人が参加。東大出身の元日本ハム・宮台は三者連続三振と猛アピールした。
元巨人の宮国は二飛、空振り三振、中前安打。田原は1安打を浴びたが、2三振を奪った。


トライアウトの4打席目、左前安打を放ち飛び上がる新庄剛志(カメラ・越川 亘)
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