そんな同シリーズでは、2010年に発売されたニンデンドーDS用ソフト『風来のシレン5』以降、ナンバリング新作は発売されていない。
『不思議のダンジョン2 風来のシレン』、2000年発売の『風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』(NINTENDO64)、
2002年発売の『風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』(ドリームキャスト/PC)などは、ファンから高く評価されているものの、近年の作品では新要素を中心に賛否両論。
『風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫』以降、売上が徐々に下降しつつあるとされる点も、新作が発売されていない一因と考えられる。

今作に隠されたメッセージは、長期間新作が発売されていないフランチャイズに、新作の可能性を示唆するもの。
メッセージ内容としては、スパイク・チュンソフトで長年働いてきたというトミエ氏なる人物が、お金や会社の事情に触れつつ、
ファンの声が大きければ会社が動くかもしれないと語っているのだ。同メッセージは、”至高の挑戦”のクリア報酬を押すと閲覧できる。
至高の挑戦は、ネコマネキ村内にあるダンジョンセンターからプレイ可能なダンジョン。
強力なモンスターたちから逃げ惑い、10層の踏破に成功すると、押すなと煽る新作の壺なるアイテムが入手できる。
その壺を押すと壺が突然喋り始め、すでに定年も射程に入ってきているというトミエ氏からのコメントが表示される。
スパイク・チュンソフトには、『風来のシレン』シリーズ、『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズの企画やシナリオに長年関わっている人物として、冨江慎一郎氏が在籍している。
トミエ氏は富江慎一郎氏を指すと考えられそうだ。


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『風来のシレン5plus』Switch/Steam版には、新作を思い悩む開発者のメッセージが秘められている。とあるアイテムが示す、ファンへの願いの言葉
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20201203-144938/