福島に“特撮アーカイブセンター”庵野氏「感無量だ」
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ゴジラやウルトラマンの生みの親で「特撮の神様」と呼ばれる故円谷英二監督(1901〜70年)の故郷、福島県須賀川市に3日、特撮関係の資料を収集、保存するアーカイブセンターが開館した。ウルトラマンシリーズの撮影で使われた戦闘機や、東京タワーの模型などを見学できる。
円谷氏が50年以上前に監督を務めた映画で使用された戦艦の模型など約1000点の資料を収蔵。専属の学芸員を置き、資料の修復や研究も行う。収集には人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督らが設立した、NPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構」(東京)が協力した。
オープニングセレモニーで庵野氏は「特撮は日本の文化。失われつつあった資料が収まる場所ができ感無量だ」とあいさつ。秋田県美郷町から来た会社員の野村藍さん(31)は「実際に映画で見たものが目の前にあり感動した。資料は劣化していくので、こうした取り組みは大切だ」と話した。
入館は無料で、開館時間は午前9時〜午後5時。火曜定休で年末年始も休館となる。
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