ウイルスの増殖を抑える効果のある薬「アビガン」を、新型コロナの治療薬として製造販売する
申請が出され、厚生労働省が審査を進めている。
スケジュールありきで進めるべきではない。

アビガンは6年前に異例の条件が付いた。
胎児に奇形が出る副作用が確認され、妊婦や妊娠の可能性のある女性には投与できない。

危険性が十分に認識されないまま用いられ、深刻な薬害を引き起こした例もある。
緊張感をもって、厚労省は今回の承認手続きに臨まねばならない。


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