学術会議問題「説明不十分」72% 共同通信世論調査

 共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査によると、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命見送りをめぐり、
菅義偉(すが・よしひで)首相による理由の説明について「不十分だ」との回答が72.7%だった。「十分だ」は16.1%。
新型コロナウイルスの感染拡大による生活不安に関しては「感じている」と「ある程度感じている」を合わせると72.9%に上った。

 菅内閣の支持率は前回9月の調査と比べ5.9ポイント減の60.5%となった。不支持は5.7ポイント増の21.9%。

 学術会議の会員任命見送りをめぐっては、首相は「法に基づいて適切に対応した」と強調。世論調査では首相の対応が「不適切だ」が45.9%、「適切だ」は35.5%だった。

 政府の新型コロナ対応に関し「評価する」は50.3%で、「評価しない」は41.6%だった。

https://www.sankei.com/politics/news/201018/plt2010180009-n1.html