トランプ氏コロナ感染 主治医「倦怠感がある」 入院数日間、酸素補給の必要はなし

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https://mainichi.jp/articles/20201003/k00/00m/030/181000c
 新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領(74)は2日夕、首都ワシントン近郊のウォルター・リード陸軍病院に入院した。
期間は数日間で、院内の執務室から職務を遂行する予定。主治医は「倦怠(けんたい)感がある」と発表し、
米メディアは微熱やせきの症状を報じている。11月3日の大統領選を1カ月後に控え、現職大統領が入院する異例の事態となっている。

 トランプ氏は2日、ツイッターに「体調はいいと思うが、治療がうまくいくよう大事をとりたい」と投稿した。
主治医によると、トランプ氏は米製薬企業リジェネロン社が開発し、臨床試験中の抗体医薬品の投与を受けた。
米メディアによると、この薬の初期段階の試験では、投与を受けた患者のウイルス量が減少したという。
トランプ氏はさらに抗ウイルス薬レムデシビルの投与も受けたが、酸素補給の必要はないという。

 トランプ氏は高齢のため重症化するリスクもある。仮に症状が悪化し、麻酔などを使用する場合には、ペンス副大統領が職務を代行することになる。
 一方、選挙戦を争う民主党のバイデン前副大統領(77)は2日、検査の結果、陰性と判明した。【ワシントン鈴木一生】