ラグビー・トップリーグ(TL)の東芝は30日、チームのFWコーチで元日本代表フッカーの湯原祐希(ゆはら・ひろき)さんが29日に死去したと発表した。36歳だった。

 東芝によると、湯原さんは29日朝、東京都府中市にあるチームのクラブハウスで、自らのトレーニングのため自転車型マシンをこいでいる時に倒れた。
チーム関係者が119番通報し、病院に救急搬送された。28日も普段と変わらない様子で選手を指導していたという。

 湯原さんは千葉・流通経大柏高、流通経大を経て2006年に東芝入り。173センチと小柄ながら豊富な運動量を誇り、日本代表でテストマッチ(国・地域代表戦)通算22試合に出場。
ワールドカップ日本代表にも11、15年と2大会連続で選ばれた。19年からアシスタントコーチを兼務し、今春、現役を引退していた。【谷口拓未】


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