指定暴力団山口組の中核組織「弘道会」の幹部ら4人が知人男性に暴行を加えて全治1カ月のけがをさせたとして逮捕されました。

 山口組系組長で弘道会の若頭補佐の遠藤智容疑者(57)ら4人は3月、東京・八王子市の路上で知人男性(58)に対し、約10分間にわたって殴る蹴るの暴行を加え、全治1カ月のけがをさせた疑いなどが持たれています。警視庁によりますと、遠藤容疑者らは人目につかないようビルのエントランス付近に連れ込んで暴行を加えていてビルの外には監視役を配置していたということです。被害男性との間に金銭を巡るトラブルがあったとみられています。取り調べに対し、遠藤容疑者ら2人は容疑を認めていますが2人は黙秘しているということです。